1.もっとも多い問合せ「ネジ規格のNPTとPT」とは?
左の写真をご覧ください
両方ともホース径は1/4インチですが、ネジ径は左側がNPT、右側がPT。
そうです、ハッキリ言って外見上ではほとんど見分けがつかないのです。
■ NPT=(National Pipe Thread Taper)アメリカ管用テーパネジ
■ PT=(Pipe Thread Taper)管用テーパネジ
配管の世界では、一般的にNPTはアメリカ市場向け、PTは日本市場向けに採用されています。
1〜2山までしか入りません。
テーパーの抵抗を利かせながら、
ちょうどよい位置まで入ることにより
高い気密性を保ちます。
ほとんどテーパーの抵抗が効かず、
根元まで深く入ってしまいます。
気密性が低くなります。
A. PTメネジにNPTオネジ
B. NPTメネジにPTオネジ
C. 同規格どうしの組合せ
すぐにテーパーが効いてしまう為、
■オネジ側、メネジ側の規格を入れ替え、3パターンの組合わせを試してみました。
フィッティング規格とアドバイス
■自分のパーツにはNPTとPTどちらの規格を使えばよいのか?
ユーザー様ご自信で把握されている場合はよいのですが、どちらか判らない場合は困ってしまいます。
判らない場合は ■接続しようとしているパーツのメーカー、または販売者に問い合わせる
■上の写真のように、規格の判っているネジを、調べたい側のパーツに差し込み、入り具合から判断する
例:タンクのメネジに、PT規格と判っているオネジを接続したら抵抗が少なく緩かった⇒タンクはNPT規格
*弊社販売品以外のネジ規格のお問合せにはお答え出来かねます。各メーカーさん、販売者さんへお尋ね下さい。
パーツ側・フィッティング側の材質特性(固さ)や、製造メーカーにより、同規格でも若干の誤差が生じることがあります。
例:NPTメネジにPTオネジを差し込む⇒本来は緩いはずが、比較的テーパーの抵抗が効く、またはその逆、等
また、ネジサイズ1/2以上になると、NPT,PTテーパーがほぼ同等になってきますので、共通で使える場合が多くなります。
*弊社販売のエアサスメインパーツ、フィッティング類のネジ規格はNPTで統一しております。
これはFireStoneやエアサスコンプレッサーメーカーなどが発売するメインパーツがほぼNPTであること、
ホームセンターなどで発売されているPT規格フィッティングの多くが、エアサスの高圧での使用を想定していない低圧〜標準圧
仕様の為、ユーザー様の誤った使用による破損や事故を防ぐ為です。
2.ネジの直径(呼び径)について
エアサスに使われるおもな管用ネジサイズは、1/8、1/4、3/8、1/2です。
最近では1/8のパーツはかなり少なくなりました。また、1/2以上の3/4や1インチという大口径も本場のホッピング仕様などで
見かけますが、日本ではラディカルなサイズといえます。
PT/NPTの前に、まずはこのサイズを計測し呼び径がいくつなのかを知る必要があります。
計測方法は下写真のようにノギスでネジ径を測ります。 *メネジ、オネジで直径が異なりますのでお間違えのないように。
メネジの直径と呼び径
1/8=約 8.5mm
1/4=約 11.5mm
3/8=約 14.5mm
1/2=約 18.5mm
メネジを計測して、直径約 14.5mmであれば呼び径 3/8であることが分かります。
オネジの直径と呼び径
1/8=約 9mm
1/4=約 13mm
3/8=約 17mm
1/2=約 20mm
オネジを計測して、直径約 17mmであれば呼び径 3/8であることが分かります。
*上記の直径は現物を採寸したものであり、下穴ドリル径や工業規格などの正確な数値ではありません。